~日々の生活をつつがなく~
人は身体を休めるとき以外は動きのあるもの
動きの中で体を整えることができればいい
体操や様々なエクササイズ情報が氾濫しているが
一つ一つの動きの意味を理解し
そして呼吸を整え
無理なく行うことが本来の「体育」の道
楽器は想像以上に身体を使う
たとえばピアニスト
手の指先は無駄な力が抜けているが
手首から肘にかけて大きな力を受けるらしく
筋肉と腱がしっかりとついている
その腕を上体の肩甲骨&胸郭でしっかりと受け止め
身体全体でピアノを弾いている
人の身体は「ゆがみがない」ことが大切なのではない。
多少ゆがみがあっても、身体が肉体的にも精神的にもバランスよく働いていれば問題ない。
人の身体は日常生活の中で良いも悪いも様々な刺激を受け、だんだん疲れがたまってくる。が、その疲れが自身の治癒力(ホメオスタシスの力。無意識下で働く優れモノ)で解消できていれば何ら問題ないということだ。
しかし、自身の治癒力で疲れが解消されないほどになると、その人の身体の弱い部分、あるいは、日常的に酷使している部分に疲労素がたまり、身体の内外のバランスが崩れはじめる。これが様々な症状を引き起こすことになる。
ここで初めて「ゆがみ=部分疲労」の弊害がでてくる。
では、そうならないために必要な要素は???
”内臓の働き”や、危険が迫ったときなどの”とっさの動き”などは、意志の力でコントロールできるものではない。
生命維持に関しては無意識下で身体の働きをコントロールしてくれている。
何が、どうやって。。。?
さて、無意識下で働くものをどうやって育むか。。。?